『人体シリーズ』第1集 ❝腎臓❞があなたの寿命を決める



見逃してしまいました😢



でも
NHK健康chで情報を得ることができたのと
少しだけ番宣などで情報を得られたので
それらについてここに残そうと思います



私が陸上をしていた頃
社会人になってからは海外での合宿がありました
回数はかなり少なく
チーム単独の合宿ではなかった気がしますし
高地での合宿だったかどうかも覚えていません
私が高地トレーニングについて知ったのは
有森選手、高橋選手、野口選手などが
世界陸上やオリンピックなどでメダルの獲得をされたり
メダルを期待されていた頃
海外で高地トレーニングに密着している特番が放送されたからです
今は国内でも高地を選んで合宿したりするところもあるようですが
私達の頃、国内の高地で合宿したことはなかった気がします
現在は長距離選手だけでなく
競泳選手の皆さんも海外の高地で合宿をされているようですね



今回の番組では
競泳選手の高地トレーニングにおいて
合宿地への到着したばかりの頃のトレーニング後『血中酸素飽和度』の測定
合宿2週間経過後『血中酸素飽和度』の測定で
血中酸素飽和度がどう変化するか?を見ていました

高地トレーニングでどんな効果があるの?というと

これについては鍼灸学校生のときに簡単に学びました
どの科目で学んだのか?
ここ数日、学生時代のノートを見直してみましたが
どこにあるのか?探しだせませんでした
でも、記憶の中にあるのは
体内の酸素量が低下するため
体内のそれぞれの組織や細胞で
効率良く酸素供給を行うために
身体が環境に適するよう変化していきくという内容だった気がします
それには赤血球が大きく関与していると・・・



しかし、どこが鍛えられるのか?については学びませんでした
では、どこが鍛えられたからなのでしょうか?
肺の機能が高まるのか?心臓の機能が高まるのか?
骨髄が関与しているのか?
酸素や赤血球と聞いて思いつくのはこれくらいではないでしょうか
でも、この身体の順応には
腎臓の機能が大きく関与しているそうです
高地トレーニングのねらいが
『腎臓を鍛える』ことにある!らしいのです
とても意外な臓器が鍛えられいるのですね
人の身体とは不思議でほんとに凄いです



高地トレーニングで酸素が足りなくなったとき
「酸素が足りない」「酸素がほしい」とメッセージを全身に伝えるのは
腎臓から放出されている『EPO(エリスロポエチン)』だそうです
このメッセージ物質が骨で受け取られ
骨内部の骨髄で赤血球をつくり
約2週間程度で高地での血中酸素飽和度が高くなり
体内の酸素を効率よく運べるよう身体が順応していくようです
これで持久力アップと放送されていましたが
持久力がアップするというか
高地トレーニングで赤血球が増加し
より身体の内部で酸素供給がスムーズになり
筋肉や各組織などでの酸素交換が効率よく行えるようになるため
パフォーマンス向上につながるのかもしれない!と私は考えました
だから高地トレーニングにおける効果はこれだけではないような気がします
まだ分かっていないだけで他にも変化の起きているところがあるのではないでしょうか
ただ、高地トレーニングにはメリットだけでなくデメリットもあります
個人で高地トレーニングされる場合はどうかご注意ください



今回の内容で一番おどろいたのは
高地トレーニングで鍛えられるのは『腎臓だ』ということですが
腎臓には他にもさまざまな働きがあるのでそれらについて
今回の内容にあった部分をご紹介いたします



腎臓の細胞では血圧を上げるための物質を放出しています
腎臓の細胞から放出された「レニン」がいくつかの段階を経て
「アンジオテンシン2」と物質が生み出されます
そして、このアンジオテンシン2が血管を収縮させたり
体内から排出される塩分量を減少させたりして血圧を変化させています
高血圧の薬はたくさんの種類がありますが
この腎臓の働きを考えたうえで開発されている薬もあります
しかし、さまざまな薬を服用しても改善の見られない方に対して
『腎デナベーション』という手術法で血圧が下がっている方もいらっしゃるようです
『腎デナベーション』とは
大腿の太い血管からカテーテルを入れ
腎臓の血管まで導き
内部から熱を発生させて
その周囲にある交感神経の一部を焼き切るという方法のようです
日本でも臨床試験が始まっているようです
ただ、全ての方に効果があるわけではなく
効果の出やすい方と出にくい方がいることも分かり
日本では『早朝・夜間高血圧』の方には効果が期待できると考えられています
どとらにしても『腎デナベーション』の効果がある方とない方の
見極めが今後とても重要になるようです



どんな理由で血圧が下がるのか?というと
血圧の高い方の体内では
腎臓からレニンが過剰に放出されていることが分かっており
レニンの働きをブロックする薬も開発されているようです
しかし、その薬も効果的でない方も多くいらっしゃり
そこでレニンを放出を引き起こしている交感神経からの刺激を絶つという
『腎デナベーション』が治療方法として考えだされたようです
私の知り合いは
ずっと高血圧の薬を飲んでいました
その薬で何年も血圧のコントロールができていたのですが
昨年、その薬でコントロールできなくなってしまいました
でも、血圧の薬が変わることも増えることもありませんでしたが
自律神経の調節を行える薬で血圧が落ち着いたことがあります
これも交感神経と何等かの関わりがあったのかもしれませんね
血圧が高いと命に係わる重大な疾患に繋がります
何等かの形で治療が行えて
効果が出る方法を
患者さん一人一人に見つけられるといいなと思います



さらに腎臓に『血管の管理者』という役割もあるそうです
腎臓で血液をろ過し「おしっこ」を作っています
尿は腎臓で毎日180リットルの原尿から
体内に必要な成分を再吸収します
血液の中に再吸収されるのは約99%だそうです
体内の血液量は4~5lほどなので1日の中で
腎臓の糸球体で何度も原尿となり
糸球体の先にある尿細管で再吸収を行っています



それらから考えると腎臓で「おしっこ」を作るというより
体内のさまざまなところと情報交換を行い
体内の「血液の成分調整」しると考えるほうが正しいのかもしれません
体内の血液成分を厳密に適正に維持する『血液の管理者』であり
その調整をした結果、体内に必要のない成分を
おしっことして体外に排出していると考えるほうがいいのかもしれません



腎臓はさまざまな臓器から情報を受け取って
血液の成分を絶妙にコントロールしているため
腎臓病でない病気やけががもとで腎臓を傷めてしまうケースがあったり
腎臓の障害がほかの臓器にも飛び火し
多臓器不全を起こして死に至る場合も少なくないようです
治療のために投与される薬などが腎臓に負担をかけていることも
一因になっていると指摘もされているようです



【肝心要】は【肝腎要】とも書きます
人の身体にとって肝と心(腎)はとても大切であるということです



東洋医学で【腎(解剖でいう腎臓とは違います)】は
両親から受け継いだ【先天の源気(枯渇すると生命に関わる)】を
司るところであり
その源気を消耗させる速度を遅らせるために
食べ物で源気(後天の源気)をしっかり補うことが大切だと学びます
昔からこういう風に大切さを伝えてきたのかもしれません



腎臓が大切な臓器であることは分かりました
でも、普段の生活でどういう風に腎臓を守っていけばいいのでしょうね
これを詳しく伝えてほしかった気もしますが
これについては今回の放送の資料などでは知ることができませんでした
時間を見つけて探してみようと思います



近年、スポーツ選手のドーピングについていろいろ問題になっていますが
ドーピングの方法には薬などの内服だけでなく
自己血液を採取し大会前に体内に戻す方法もあったと思います
この方法はもう検査でわかるようになったのだろうか?
それともこの方法は持久力を必要とする競技でしか効果がないので
行う選手がいないのかもしれませんが
このように人体のさまざまなことが分かってくると
今後、これらのメッセージ物質によるドーピングが
起こるのではないか?と少し心配になってしまいます
今後そうならないことを祈ります



平昌オリンピックまで残り2週間ほどとなりました
この地からエールを送らせていただきたいと思っています




【参照】
NHKスペシャル「人体」❝腎臓❞があなたの寿命を決める
腎臓の手術で重症の高血圧が治る!大注目の最新治療
ここまで見えてきた!血液浄化の要・腎臓の「ネフロン」




全国的にインフルエンザが流行していますね
今年のインフルエンザは熱があまり上がらないものもあるようです
明日はさらに寒くなるようですし
手洗い・うがいをしっかりして予防したいと思います




次回は、第2集 ❝脂肪と筋肉❞が命を守る
についてご紹介できたらと思っています