宮崎県都城市の鍼灸治療院【不妊鍼灸・月経困難症・突発性難聴・顔面神経麻痺など)】

不妊因子

原因となる不妊因子には≪内分泌・排卵因子≫≪卵管因子≫≪子宮因子≫≪頸管因子≫≪免疫因子≫≪機能性不妊(原因不明)≫ などがあります。

⦿内分泌・排卵因子

内分泌・排卵因子については、長くなりますので、詳細をご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
内分泌・排卵因子について

⦿卵管因子

卵管は妊娠の成立に重要な役割を果たしています。

  • 臨床検査で把握できること
    卵子・精子・胚が通過できるだけのスペースがあるかどうか?(卵管内空の閉塞・癒着、卵管周囲との癒着)
  • 臨床検査で把握できないこと
    卵子のピックアップ障害、受精する場所、胚が成長する場所があるかどうか? 

これらの臨床検査で把握できること把握できないことのうち1つでも障害されると妊娠を成立させることができない場合があります。卵管内部の閉塞や卵管周囲との癒着は、開腹手術における癒着や骨盤内感染、子宮内膜症による癒着などさまざまあります。卵管閉塞および卵管周囲の癒着は、クラミジア感染によるものも多く、クラミジアに感染しても無症状のことが大多数で感染に気がつかないこともあり、知らないうちに癒着が進行してしまう場合があります。

⦿子宮因子

子宮内膜症や子宮筋腫などの変化が子宮に起こった場合でも不妊症の原因になる場合もあります。それらについて不妊との関係を簡単にご紹介いたします。

1.子宮筋腫

  • 粘膜下筋腫 
    子宮内空に突出し、子宮内空を変形させるため妊娠の障害になることが多い。
  • 漿膜下筋腫
    子宮から外に突出し子宮内空が変形しないため妊娠の障害になりにくい。
  • 筋層内筋腫
    子宮筋腫の大部分を占める。
    妊娠を障害するかどうか?は、子宮内空が変形してるかどうか?が問題となります。

子宮筋腫は着床障害との関連性が高いですが精子が卵子へ到達することを妨げたりすることの原因になる場合もあります。また、子宮筋腫による症状(過多月経や月経困難症など)が強い場合には、妊娠の障害となっている可能性が高いこともありますので病院での検査をおすすめいたします。

2.子宮内膜症

要因のひとつとして挙げられていますが、子宮内膜症では絶対妊娠できないということではありません。また、詳しいこともほとんど解明されていません。ただ、子宮内膜症で考えられるのは着床障害ですが、それ以外にも子宮の血流障害や卵管圧迫などを起こすことが考えられています。
子宮内膜症を長期間放置すると、骨盤内での癒着が強くなり骨盤内臓器の可動域がなくなる『凍結骨盤』になることがあります。『凍結骨盤』は不妊の要因になることがあるため、月経時の下腹部痛や腰痛など、徐々に痛みが強くなり痛み止めなどの薬を使っても効果がない!または、使用頻度が増している場合などは放置されないことをお薦めいたします。

3.子宮奇形

要因になる場合とならない場合があります。

4.その他

子宮空内ポリープ → 着床障害を引き起こすことがあります。
アッシャーマン症候群 → 子宮空内の癒着により無月経や月経量が減少する状態で着床に影響を与えることがあります。                                         

⦿頸管因子

排卵期の頸管粘液量低下などにより精子が子宮へ到達しにくくなり、卵子と精子の受精を妨げることがあります。

⦿免疫因子

女性の身体にとって、精子は存在しないものであり基本的には異物となります。しかし、妊娠できる身体の状態の時は精子が子宮や卵管内に入ってこれるように免疫学的寛容(異物を見逃す)が働くと言われていますが、何等かの原因によりこの免疫機構が崩れてしまった場合に精子に障害を与える抗体や精子の運動を停止させてしまう抗体などを産生してしまうことがあります。これにより精子の卵管到達や受精に影響を与えてしまう場合があります。
これは、受精卵においても胎盤においても同じで免疫寛容が働くようになっています。しかし、この免疫機構が崩れていると、妊娠に繋がりにくくなってしまいます。

⦿機能性不妊(原因不明)

さまざまな検査を行い、明らかな原因が見つからない場合に診断されます。しかし、原因がないのではなく、検査で原因を見つけられなかったいうのが正しいのかもしれません。
原因のひとつとして考えられるのは、精子や卵子の妊孕性(妊娠する力)の低下があります。この妊孕性については調べる方法がなく、年齢を重ねることにより妊孕性の低下があると考えられています。その証拠として夫婦の年齢が高くなると機能性(原因不明)と診断される割合が一般的に高くなる。との報告もあります。

⦿最新の不妊因子

女性の体形や普段摂取している栄養素(ビタミンD不足など)子宮内フローラなども不妊と関係しているのはないか?と言われています。それらの詳しい内容は『教えて妊活』で紹介しています。

〈補足〉
卵巣予備機能(AMH)= 妊孕性(妊娠する力を持った卵子)ではありません。
AMHは、原始卵胞から胞状卵胞までの時期にある卵胞の細胞から分泌されるホルモンで発育する可能性のある原始卵胞数を知るための検査であり、AMH値が低いから妊娠ができないということではありません。現在、妊孕性(妊娠する力を持った卵子数)を知るための検査法はまだ見つかっておりません。
原始卵胞は、生まれたとき約200万個ですが、思春期頃には約20~30万個まで減少するといわれています。月経1周期の自然排卵では、約1000個の原始卵胞を約190日かけて1個の主席卵胞へと絞り込み、成熟させます。これ以外にも原始卵胞の閉鎖が自然とおこるため40歳以降では約1万個まで減少するといわれています。そのため、年齢を重ねるとAMH値が低くなるのが普通です。ただ、20歳代や30歳代の方でも低い方もいらっしゃいます。しかし、この数値が低いだけで妊娠しない!ということでもありませんし、あっという間に原始卵胞がなくなってしまうということでもありません。ですから、この数値のみにこだわり過ぎないことも大切だと考えております。

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