トレーナーとは・・・
『スポーツで、主に体力作りなどを行う指導者』
『競技者の肉体的コンディションを整える担当者』
と調べるとこう書いてあります。
しかし、今、所属しているトレーナー部の業務内容には、
このトレーナーの内容にあたる部分が
残念なことに年々減少している。と感じています。



先日、中学生の大会があり陸上競技場に行ってきました。



招集の連絡が来たとき
今季は、どの大会にも出席する意志を示さなかったのに
『何で届いたのだろう?』
と少し不思議におもいました。



しかし、連絡が届いたのだからと約2時間かけて
陸上競技場に行ったのですが、
陸上競技場医務室の扉を開けた瞬間、
スタッフの「えっ!」と思っているであろう
顔を見てしまいました。
同じ中山でもトレーナ部が依頼した人と
陸協から依頼されたトレーナーが違ったのだ聞きましたが、
あまり良い気分ではなく、
しばらくは居心地がとっても悪かったです。
でも、大会が終わる間際、
今日の出来事の意味がはっきり分かりました。



私は、約2年半前に高校時代にお世話になった先生に
「もし、時間があったら国体開催時の人員不足を解消させるため
審判として来てくれたら・・・」
と言われたことをきっかけに陸上競技協会の審判として登録しました。
そのとき、たくさんある審判内容のどの部分に人員不足があるのか?
情報がなかったため、とりあえず仕事内容が分かりやすいトレーナーを選びました。
そのときは、正直、ワクワクしていました。
しかし、何度かボランティアとして大会へ行くうちに
段々とワクワクする気持ちは薄れていき
数ヶ月過ぎるころには、ほとんど魅力は感じなくなり、
トレーナー部に在籍する意義がわからなくなっていました。
勉強会が頻繁にあるわけでもないし、
大会に行っても何かすることがあるわけでもありません。
基本的には、お医者さんのサポートであり、
主な仕事は体調を崩したり、転倒したりした選手の搬送でした。
私の思っていた内容とは、かけ離れていました。
だから、トレーナー部に在籍した1年後には
知り合いの先生にトレーナー部を離れる相談もしていました。
そのことをトレーナー部のトップの方にも話した事もあります。
しかし、トレーナー部が発足して1年しか経過しておらず、
これから勉強会も増えるし、しっかり組織として作っていくとのことだったので
その言葉を信じ、あと1年、
様子を見るためにトレーナー部に在籍し、
頑張ろうとと決めた矢先、
忘れていた昔の記憶が蘇り
そのストレスが帯状疱疹のできた原因だったのでは?
と思ってしまったくらいのことが起こりました。



私は、高校時代、高校陸上部の監督の家に下宿をしていました。
そして、高1(16)~高3(18)までの3年間で
顔が腫れるほどの暴力を受けたことが覚えているかぎり2回あります。
いつも暴力を受けるのは顔や頭でした。
大げさに表現すると教室の1番前から1番後ろまで
暴力を受け続けることもあったり、
ほんの数発だったりすることもありました。
両親には言えないし、監督の奥さんにも相談はできませんでした。



40歳になるくらいまでは先生から受けた暴力に対して深く考えることもなく
正直、その当時の先生達が暴力をふるうのは当たり前的な感覚が
私達選手の中には漫然としてあったと思います。
あの頃、私の高校の監督が生徒達に暴力をふるっていることは
他の高校の先生方もよく知っていらっしゃいましたけど
誰かに注意されたことってあるのかな?



40歳くらいまでは、深く考えることがなかったこともあり、
世間でいう大人の対応というものができていたと思います。
嫌いな気持ちはもっていましたが、
笑って会話をすることもあったと思います。
でも、ここ数年、体罰の報道をよく目にするようになり
私は、かなり酷い暴力を受けたいたんだと気がつき
高校時代の監督に対する嫌悪感が日に日に増していくこととなりました。



ただ、私が審判登録をしようとしていた頃、
陸上大会に行くことで暴力をふるった監督と会う可能性があることは完全に頭の中になく、
暴力をふるった監督のこと事態、完全に忘れていました。
もう陸上競技にはかかわっていないとさえ思っていたので
まさか、競技場で会い、気分を害される言葉を投げかけられるとは
露程にも思っていませんでした。
そうでなければ、審判登録をすることはなかったです。
しかし、陸上大会に行けば、
私の高校時代を知っている方にたくさん会います。
その度に耳にしたくない名前を聞いていました。
元監督の名前を聞く!姿を見る!声が聞こえる!
でも、この程度のことは、
昨年3月25日までは平気な出来事だったのです。
上手くかわせていましたから・・・
それが昨年3月26日の陸上大会で
偶然、起こったことがきっかけとなり、
数ヶ月苦しむこととなりました。



その日、ある先生の元に挨拶に行ったところ、
その先生の隣に座って身動きしない方がいらっしゃいました。
しつこくその身動きしない方への挨拶を促され
その人が暴力を振るった元監督だと知らなかった私は、
その人の顔が見える位置まで回りこみ「こんにちは」と挨拶をしたのですが、
その時、初めて暴力をふるっていた元監督だとわかりました。
私のした挨拶への返答は「こんにちは。」などではなく
「なんよ、わいか」という言葉でした。
その言葉の後、その元監督の目線はすぐにトラックへと向かいましたが、
それについては何の感情もわきませんでした。
しかし、返答の言葉には何とも言えない感情が沸き上がり、
翌日からかなり精神的に苦しい状況に陥っていきます。
いくら私が周囲の人に元監督のことを「嫌いなんで!」と伝えていて
それを聞いていたとしても、60歳過ぎた方のすることなのか?と
何なんだろう!という憤りにも近い気持ちでした。
そして、1ヶ月後、審判として行く予定になっている陸上大会にあの監督が来る!
と毎日考えはじめ、高校時代のことを何度も思い出すようになり、
会うのは嫌だ。声も聴きたくない。会わないようにするためにはどうすればいい?
と毎日のように1日中悩み、治療院の仕事も休んでしまうほどでした。
そして、そのストレスが原因だよ。
と断定できるタイミングで右背部から右腹部にかけて帯状疱疹が出来ていました。
帯状疱疹ができた2日後、審判として陸上大会に出席したのですが、
私には精神的に我慢できる許容範囲を超えるストレスだったようで
陸上大会に出席したこの日、
暴力をふるった監督の声は
いつもより大きく聴こえ、
私の視界に入る回数も
いつもより多くなってしまっていました。
だから、直接会うことのないよう
トラックをぐるぐる回り気を配っていましたが、
ストレスがピークに達していた私は
一緒にいたトレーナーさんが用があるので先に帰ります。
と挨拶をされたとき「私も早く帰りたいです」と冗談のように言葉にしてしまいました。
そのトレーナーさんしか居ないことを確認して・・・
でも、そうじゃなかったようでした。



私は高校時代に暴力を受けていたこともあり、
男性に対しては女性に対して心を開くより時間がかかります。
「私も早く帰りたいです」と言ったのは
そのトレーナーさんに接する機会も他のトレーナーさんより多く
少し、心を開きかけていて
そのトレーナーさんだったから言った言葉です。
でも「他にも審判の先生方がいらっしゃるのにそんな言葉は言わないほしい!」
的な厳しい言葉で一刀両断されました。
その理由も少し話ましたが、理解されることはありませんでしたし、
理解しようとする姿勢も見せてはいただけませんでした。
このことで昨日は、トレーナー部のトップ2人共に
私に非があると責められたと
私が感じてしまうような言葉をたくさん投げかけられました。
心を開きかけていたトレーナーさんは
トレーナー部の責任者的存在のトレーナーさんだったのですが、
このことがあり、そのトレーナーさんには相談はできない!
心を閉ざそうと思ってしまったので、
私にとってはかなりきつい言葉に聞こえていたのだと思います。



その陸上大会の日、今のままの精神状態では私の身体によくないと考えた私は
陸上大会にトレーナーとして行くのは止めたほうがいいと判断し、
「しばらく休ませてほしい旨を伝えました。」
でも、この一連の行動が
トレーナー部の責任者的な方との溝を深める結果になっており、
トレーナー部になんでまだ登録しているの?と思っていると
私が直観してしまうような言葉を聞くはめとなってしまいました。
トレーナー部に在籍することにずっとずっと疑問を抱いてい私は、
その言葉がきっかけとなり、トレーナー部から籍を抜くことを決断し、
その旨もしっかり伝えることができました。



トレーナー部から籍を抜くことを
トレーナー部の責任者(トップ)に伝える電話もしました。
昨年の3月からの一連の流れを唯一知っている方ですが、
やっぱり理解はしていただけてなかったようでした。
それが電話で伝わりました。
色々、話しては下さいましたが、
私の主張に対し、納得できる内容ではなく、
私には『出来ない、していない、その言い訳ばかりに聞こえ、私の捉え方に問題がある』と
言われているようにしか捉えることができませんでした。



捉え方か~~~難しいですよね。
自分の発した言葉の意図と違う意味の意図を相手に取られてしまうことなんて
日常生活の中では、頻繁に起こることではないでしょうか。
だから、きちんと伝えたい人には発する言葉に可能な限り
気を使って発するのではないでしょうか。
それでも、上手く伝わらないときもあると思います。
相手に上手く伝わらなかった場合、
相手に問題があるのではなく、
自分の発した言葉に問題があると私は最近よく思います。
昔は、私も相手が悪いと一方的に思っていたこともありますが
でも、今が相手がどうとらえるか?
それが大切だと思うように考え方が変わっていますが・・・
それぞれの人に色んな考え方があるので、
それはそれで良いのかもしれません。



私の高校時代を知っている周囲の方の中には、
俺らも暴力受けたし、分かるけど
もう大人なんだから大人の対応をするべきだ!と言う方もいます。
もう昔のことなんだから忘れたら・・・と言われることもあります。
大人って何ですか?
と問いたいです。
理不尽なことに対しても自分の意志を曲げることですか。
その監督に謝罪されたこともないのに
権力や実績があるからとヘラヘラすることですか。
自分の信念を曲げて周りに流されることですか。
年齢を重ねていても一人の人間です。
自分の中で譲れないものもあれば、感情だってある。
間違ってしまうことだって全くないとは言えません。
だから、日常生活の中で学び、成長していくのではないでしょうか。
よく離婚などの当事者同志の意見が違ったりすることもありますが、
こういった捉え方の違いもそれに繋がっているのかもしれませんね。
特に、男性と女性の捉え方には違いがあり、
お互いがお互いを理解したい。
と思う気持ちが低いとこの捉え方の違いの溝を
埋めることが難しくなるのかしれませんね。



私は、トレーナーとして登録してから
ずっと在籍し続けることを迷っていました。
私にとってあまり魅力を感じなくなってしまった
このトレーナー部に在籍する意味があるのか?
ラインをしていないからと研修会や勉強会の開催連絡だけではなく、
必要な情報も全く連絡が来ることがなかったこの2年半。
トレーナー部にとって私は必要な存在なのだろうか?
国体のお手伝いさえできれば、違うところでもいいのに!と・・・



昨年、1度だけ勉強会に出席しました。
勉強会の連絡は、偶然、私が連絡したことで知り参加することができました。
それを教えてくれた人からは、さも自分から連絡して伝えたように言われてしまうのですが、



だからその勉強会のとき自分から聞きました。
私は、ラインしてないのだけどどうしたらいいですか?と・・・
その答えは、メアド知ってるのでメールします。でしたが、
その後も1度足りとも連絡が来たことはありません。
なぜ?と聞くとラインしていないから・・・
連絡網が確立できていないから
連絡をしても返信しない在籍者が多数いるから・・・
う~~~ん
何か違うような!
連絡網が確立できていないことも
初年度から言ってたのにまだなんだ?
う~~~ん



トレーナー部のトップの方々と
その他のトレーナーさんから聞く内容には喰い違いも多し、
トップの方々だけが知っていて、それ以外の人は知らないことも多く
組織ってこんなものなのだろうか?
とずっと思っていましたし、
なんだかなぁ~!って感じでした。
何年経ってもトップの人達から聞く言葉は同じで
組織として確立できていない
連絡網が確率できていないなどいつも言い訳の言葉も多く
ずっと、それも疑問に思っていました。



それ以外にもトレーナーとして陸上大会の会場で行うテーピングに対しても
ずっと、ずっと疑問しかありませんでした。



例えば、中学生の大会での出来事ですが、



大腿四頭筋が腫れて赤くなっている生徒に対して
「ぐるぐるに固定してもらって走れ!」という顧問の先生

オスグッドシュラッター病(成長痛)が疑われる生徒に
テーピングをして走らせている顧問の先生

競技に出場して腰痛がでている生徒に
テーピングをして出場させる顧問の先生 などなど



私には、テーピングをして大会に出場させるということが正しいとは思えません。
この中には、レース後、痛みのため自力で動けずに医務室に運ばれた選手もいます。
今のことしか見えていない選手は、どうにかして出場したいに決まっています。
先生もそれと同じ考えでいいのでしょうか?



負傷の程度、タイミングなどにもよるでしょうが、
中学・高校生にとってはストッパー役も必要だと思っています。
選手にとっては悔しいことだと思います。
でも、若い選手には未来があるんです。
だからこそ、テーピングで固定したり、
痛みを我慢させてパフォーマンスさせることだけが正解だとは思えずにいます。
その選手にとってこれから先のことも考え
本当にその選手にとってどうすることが良いのか?
しっかり考えてほしい。と思います。



テーピングすることが決して悪いわけではありません。
でも、テーピングをしてパフォーマンスすることで
フォームを崩してしまう場合、
痛みがひくまでに長期間を必要とする場合、
症状を悪化させる場合など
競技に出場するリスクもたくさん考えられます。
こんなの美談ではないです。



トレーナー部にいるとこんな光景を目にすることもあります。
私にとっては、このことはあまり良い感情を抱けない出来事です。
それを見たくなくて、
テーピングする現場から立ち去ることも私はあります。
私には、私なりの想いがあり、私なりの信念があります。
それを顧問の先生達に話したことはありませんが、
同じトレーナー部の人には話したことはあると思います。
昨日は今回の出来事について様々な人と意見交換をしましたが。
反省すべき点はあっても
自分を曲げてまで行うべきだ!
という思いにはいたりませんでした。
自分の想いを曲げてしまうことで後悔はしたくない。
という気持ちが訂正されることはありませんでした。
だから、この信念を私は曲げることはないと思います。
これは、当院での治療についても同じです。
普通にスポーツトレーナーとしてお仕事をされている方や
周囲の鍼灸師の先生方と確実に異なる意見になると思います。
また、私は、思ったことや疑問に思うことは言葉として発することが多いです。
だから、私がトレーナー部の組織に在籍していることが
うざかった部分もあったのかもしれませんね。



私が色んな人に話をするのは、
自分にも悪いところがあるのでは?と考えるからです。
人は、どんなに年齢を重ねていても感情的になることがあります。
最初は、感情的になっていても時間が経って冷静になり
その時、色んな人と話した内容を思い出し、
自分に過ちがなかったのか冷静に考えることができます。
昨日の出来事も少し感情的になりました。
相手の言葉に『カチン』ときたことは何回もありましたから・・・
しかし、その出来事を話したことにより
色んな意見を聞くことができましたし、
現在のトレーナー部の状況も把握することも
トレーナー部のトップの方々が
私にとってどんな存在の人達なのかも少しだけ把握できました。
嫌な思いもしたけれど、きちんと話ができてよかったと思っています。
ここに私が私の想いを綴ったとしても届くことはないと思いますが、
当初は、何かに魅力を感じトレーナー部に所属した人達が
トレーナー部から籍を抜いたり、
連絡しても返信を返さなかったりされる方が
たくさんいらっしゃるようです。
その原因の中には、
トレーナー部に休みを返上してまで参加するだけの魅力を
感じられなくなったことも入るのではないでしょうか?
その魅力は、その組織のトップの方々の度量によって
もたらされる部分もあると思います。
会社を退職するとき、その本当の理由を伝える人は少ないと思います。
組織から抜けるときも同じではないでしょうか。
もちろん当院についても同じことがいえると思います。
当院に魅力がなければ来ていただきことはできないと思います。
その理由を同じ立場にいる人たちは知っていても
それがトップに伝わることは皆無に等しいのではないでしょうか。



昨日、2年半前に国体開催時の審判について話して下さった先生に対して
大まかですが、内容をある程度お伝えし、
来年度からトレーナー部から籍を抜く話をしました。
その先生は、高校のときの事情も踏まえたうえで
私に大人になれ!などと言われるのではなく、理解して、
「楽しく審判をしてほしい」と言って下さり、
来年からは、他の係に変更することで話がまとまりました。
これで、国体で役に立てるのであれば、何かしたい!と
思っていた私の希望も叶うことになります。

昨日の出来事で、いろんなことが勉強できました。
今は、スッキリしています。



今後、トレーナーとしての活動はしなくなりますが、
もっと魅力ある組織として編成されていくことを心から願っています。