私が京都で長距離選手の治療に携わっていたときは
はり師・きゅう師・マッサージ師の資格を取ってから約2年たらずで、経験も浅く、
選手達に違和感を感じていてもそれが何なのか?考える余裕もありませんでした。
一時、長距離選手の治療に携わった後、
もう長距離選手のケアに関わることはないと決め、勤務先での治療に集中しました。
しかし、地元に帰省し、しばらくは無関心だった駅伝大会を見に行ったことにより
2020年に鹿児島で開催される国体に向けて陸上競技審判員の要請を受けました。
強制ではありませんでしたが、審判員として登録し、動きやすいように治療院を開業しました。
開業後、大会でのケアや長距離選手の故障の治療などに携わってきました。
また、色んな指導者の方々やチームのスタッフの方々とお話しをする機会もありました。

私が選手だった頃、
長期間の故障で練習が継続できない選手や故障を繰り返す選手は少なかったように思います。
特に高校時代は、痛みがあったり、違和感があったりしても
故障で練習ができないという選手をほとんど知りません。
しかし、京都で関わった選手達、
開業してから接してきた様々な競技の陸上選手達、
故障を繰り返している選手の多いことに驚きます。
故障を繰り返す選手には原因があります。
練習メニューなのか?フォームなのか?食事なのか?ケアの方法が間違っているのか?
ケア不足なのか?筋力不足なのか?姿勢なのか?精神的なものなのか?
しかし、その原因を自分と向き合って考え把握している選手は少なく
セルフケアについての大切さを知っている人も少ないため、
方法を知らないため方法を間違っていたりします。

データという目で見えることを信じるがため
自分の五感(感覚)を大切にしない選手も多く、
頭で考えてしまい、考えるがゆえに動きが悪くなっている選手もいます。
そして、日常生活が便利になったため
子供達が成長過程で自然と獲得するはずの柔軟性、体のバランス、筋力、協調性、姿勢などが
かなりアンバランスになっている選手もいます。

だから、ストレッチポールとスイングストレッチに興味を持ちました。
ストレッチポールよりどちらかというと
スイングストレッチに興味を持ったと言った方が正しいかもしれません。
限られた時間の中で簡単に短時間で効果が高いものは?と考え探したものです。

私自身もスイングストレッチはスポーツ選手だけでなく
一般の人達にもとても面白く興味を以ていただけるのもではないかと考えています。

私がスイングストレッチの講習を受けた日のことですが、
久しぶりの鹿児島市内でしたから
朝早くからヒールを履いて買い物で歩き回っていました。
講習で実際にスイングベーシックを何度か行いましたが
買い物で歩きまわった疲れもあり
1回目は交通事故で後遺症の残っている臀部が何度もつりました。
2回目は何もなかったかもしれません。
3回目はスイングベーシックを行った後のセルフシェックで相方の人に後遺症の残る臀部側が
「行う前はトレンデレンブルグ兆候(中殿筋麻痺)がでてたけど、行った後は正常に戻ってたよ」
と言われてショックであり、ビックリしたことを覚えています。

この経験も含めて、今もとても興味深く、面白い方法のひとついう考えに代わりがありません。

昨年から今春まで長距離選手に関わる機会が増し、
京都時代から感じていたことが何だったのかを考えるようになっていました。
そして、上記のように考えるようになりました。
今年の春に入ってから陸上との関わりについて疑問を持つことが増え、
現在、陸上と少し距離を置いています。

トレーニング方法や食事法など今までの考えを覆すような面白い考え方をもって
指導されている先生や監督さん、スタッフの方々に出会い色んな話がしたい!
そんな方々と一緒に仕事がしたい!という思いが最近強くなってきました。