鍼灸・マッサージ師という職業は特殊でこの職業を選ぶ人は
両親や家族がこの職業についていたり
鍼灸治療やマッサージを受けたことにより感銘を受け
この職業を目指す人が多いと思います。

小さい頃、この職業に全く興味もなく
この職業につくとは想像もつかなかった私が
なぜ、この職業に興味を持ち、選んだかというと・・・
陸上競技での経験、陸上競技に対する気持ちの変化が関係していると思います。

私は、中学時代に教師になりたいと思っていました。
しかし、高校3年の夏、インターハイ出場後に実業団で陸上を続けたいと顧問に告げ、
それを聞いた顧問と担任に驚かれたことを覚えています。

高校を卒業した私は、実業団に入ったその年の6月、練習に行く途中で交通事故にあいました。
外傷がなかったので2日後にせまったレースのことしか頭になく
交通事故の後遺症を軽くみて私はレースに出場することを選びました。
しかし、交通事故前日までは悪くなかった調子が
交通事故当日からレースまでの2日間、
なんでこんなに体が重くなったのだろうと・・・
別人のように最悪の調子になっいました。
今、考えると事故で全身打撲だったのだから当たり前の症状です。

その状態で私がレースに出ていい結果が残せるはずもなく
さらにこの日、大会会場での置き引きにあうということもあり
あまり思い出したくない思い出でもありました。

高校生の頃、故障らしい故障をすることもなかった私は
このレースを境に腰痛と闘うことになってしまいました。
しかし、私の在籍したチームには
当時、チーム専属のトレーナーはなく
また、京都という知らない土地で
自分に合う治療院を探すことも上手くいかず
精神的にもかなり追い込まれた状態が続いていました。
そんな気持ちをなかなか伝えられず
理解してもらえることもなく
実業団を辞めるころには陸上競技を見るのも聞くのも嫌で
嫌いになる努力をしていた気がします。

陸上競技を辞め、数年が経ったころ
ある人との出会いから陸上競技が好きで嫌いになどなれない気持ちに気づかされ
陸上競技に関わりたいという気持ちになっていきました。

陸上競技に関わるためにはマネージャーやコーチなど様々ありますが、
実績もあまりなく、教員免許もない私ができることとは?と考え
いろんな大会を見にいくことで何がしたいのか。何ができるのか。
考えたすえに思いついたのがトレーナーという職業でした。

そして、あるチームのトレーナーの方に話しを聞くきっかけがあり
その方に按摩指圧マッサージ師の学校に行くことを勧められたのが
鍼灸・マッサージ師の学校に行くきっかけとなりました。

自分にとって必要だと感じたトレーナー(マッサージ師)に自分がなりたい。
それが、私の夢であり、目標となっていきました。
この時は、故障している選手の治療ではなく
リラックスしてもらい、悩みを打ち明けてもらえるトレーナーになりたいと考えていました。
そのためにアロマの勉強も必要と感じ資格を取る決心をしました。
(この時、故障で練習できない期間が長期間続くという概念がなかった気がします)

そして、鍼灸学校で
解剖・生理学などの現代医学の基礎や東洋医学の基礎などたくさんのことを学ぶようになり
鍼灸・マッサージ師としてさらにやりたいことが増え心境が少しずつ変化していくのですが・・・