南九州は、梅雨明けの発表があってから
毎日、毎日、青空が広がって日差しが強く、とにかく暑いです。
今年は、スーパー猛暑!だと言われていますが、
いったいどれ程の暑さになるのでしょう。
少し、怖い気もします。



ところで、6月の何時頃の話だったか?覚えてはいませんが、
宮崎日日新聞に「ミトコンドリア移植」について
記事が掲載されていたことを来院された方からお聞きしました。



数年前から日本でも始まった「ミトコンドリア移植」ですが、
先週、「HORACグランフロント大阪クリニック」で
「ミトコンドリア移植」について取材した内容がTVで放送されていました。
ご覧になられた方もいらっしゃると思います。



途中から見たので、最初の方の内容は分かりませんが、



今回が最後!
と決意して「ミトコンドリア移植」に望まれ、
現在、安定期に入られている一組のご夫婦への取材も含まれていました。
金額について話されていたご主人の言葉がとても印象に残りました。



まず、ミトコンドリアを内視鏡手術かな?
腹腔鏡手術かな?
アナウンサーの方がお腹に穴をあけて
女性からミトコンドリアを取り出す。と話されていました。
卵巣を一部切除し、ミトコンドリアを抽出するみたいです。
その後、採卵した卵子に精子と一緒にミトコンドリアを顕微受精させ、
受精させた3日後に子宮に移植するという方法でした。



金額は、1回で110万!
その病院では顕微受精1回が50~60万のようなので
約2倍の金額だったので驚いてしまいました。



「ミトコンドリア移植」は、
成熟卵を採卵できなければ受けることができない治療になります。
また、この病院では21組のご夫婦が「ミトコンドリア移植」をされ、
そのうち4組の方が出産をされているようです。
ただ、私が見たとき年齢情報がありませんでしたので
もしかすると「ミトコンドリア移植」しなくても
妊娠、出産された方もいらしゃったかもしれません。
ただ、初めての体外受精される方にはお話しされないようです。



ミトコンドリアは人の身体を構成している細胞の中に存在します。
細胞によって存在する数は違います。
一般的に生物などで学ぶときのミトコンドリアの働きは
人に必要なエネルギーを作りだすことです。
卵子や精子も細胞なのでミトコンドリアが存在します。
ミトコンドリアは、受精後の分割や
移植後の着床など様々な段階で大切になりますが、
成熟卵になるのにもミトコンドリアは必要になります。
ミトコンドリアの状態次第では、
それが染色体異常などにも影響を与えると書かれている資料もあります。
それらは、サプリメント購入サイトだったり
サプリメント販売会社との繋がりをうかがわせるサイトが多いですが・・・



でも、よく考えてみると
今、最新の不妊治療として行われている「ミトコンドリア移植」も
少なからず体外受精後の卵子に何らかの影響を与えている可能性も考えられます。
しかし、卵巣や卵胞に特化して採卵する前の卵子に対して
ミトコンドリアに対して働きかけられるような治療方法であれば
もっと、質の良い卵子が多数採卵できるなどが考えられ
不妊治療におけるミトコンドリアの効果がはっきりすると思います。
そうなると、サプリメントがあるじゃない!と思ってしまいますが、
サプリメントでミトコンドリアを摂取した場合、
ミトコンドリアは、腸で消化吸収され、
その後、どこに運ばれていくのでしょうか?
また、胃で消化されたとき、ミトコンドリアのままで
腸へ運ばれ、吸収されるのでしょうか。
サプリメントについても「ミトコンドリア移植」についても
もう少し検討が必要な気がします。
ミトコンドリアを原始細胞や卵巣に移植する方法が見つかり
確率されてくると結果が違ってくるのかもしれません。
そんな方法が早く確率され、安価で行えるようになるといいのに!と思います。