宮崎県都城市の鍼灸治療院【不妊鍼灸・月経困難症・突発性難聴・顔面神経麻痺など)】

精子も全て良いとは限らない

近年、不妊の原因として男性不妊も約半数ほど存在することが知られるようになりました。そのため、不妊治療を始めるとき、ご主人も一緒に行かれて精子検査をされる方も増えてこられていますし、医療機関側からも精子検査をすすめられることが多くなっています。しかし、現在、日本の医療機関で行われている運動率や精子数などの検査では、内部構造の変化までは詳しく検査されておらず、顕微鏡下の外見的な部分だけでは精子頭部の内部構造の欠損まで知ることは難しいようです。要するに、精子の運動率などが良い場合でも精子の質まで良いとは言えないということです。
(現段階の日本国内で精子の内部構造まで詳しく検査を行ったうえで体外受精などを行っている医療機関はかなり少ないです)

精子と卵子の出会い

精子が卵子に出会うと、精子から卵子の膜を変化させるための酵素が分泌されます。その酵素の働きによって、精子は卵子内に入っていくことができるのです。基本的には、1つの精子が1つの卵子内に入ると他の精子を卵子内へ入れないように卵子の膜が働きます。
この出会いまでの間に精子には戦いが待っています。奇形精子や運動率の悪い精子、また、染色体異常などのある精子は卵子に出会うまでに戦いに敗れることとなります。この道のりは精子にとっては、かなり長旅で困難です。ですから、体力のない、早く動けないなどの精子は卵子と出会うまでに自然と選別が行われているというわけです。

しかし、人工授精や体外受精の場合、遠心法や人の眼などで選別されます。その選別法では、頭部の欠損などのある質の悪い精子を取り除くのは困難だと考えれらるので、それらの精子が卵子と出会う可能性も考えられます。

精子の染色体異常の発生率

染色体異常に着目すると、卵子においては、数的異常が多いの対して精子では構造異常が多いとされ、染色体発生頻度はだいだい9~15%程度といわれており、現実的に、染色体異常を有する精子の完全な排除は臨床上困難ではあるが、低率ながら形態的特徴からある程度は染色体異常保有精子の回避ができるとされてもいる。(不妊治療のための卵子学から抜粋)

医療機関で「運動率、数ともに問題ありません」と言われたとしても、実際に内部構造を検査すると、卵子と接触する頭部の先体が欠損していたり、DNAが損傷していたり、空胞が認められたりと異常な頭部構造が認められる機能異常精子であることもあるようです。精子の研究をされている医師の中には「不妊の40%~50%は精子の質で決まる」と言われている方もいらっしゃいます。
それだけ、精子の質も重要だということになります。

最後に!

ここでお伝えしたいことは、今までは、女性(卵子)ばかりが注目されていて、精子の質についてはほとんど言及されることはありませんでした。妊娠できない原因は女性だけにあるような言われ方をしていました。しかし、最近では、精子に対しても意識の目が向くようになり始め、精子の質の大切も言及され始めています。卵子と精子のミトコンドリアだけを見れば、受精卵には卵子に含まれるミトコンドリアしか存在していません。しかし、染色体は精子に存在する染色体も深く関係しています。そして、受精卵の染色体異常はどちらによるものなのか?は知ることができないのです。だから、女性が自分だけを責めることはない。と知っていただきたい。と思い、この内容をまとめることにしました。
妊活は、どちらか片方だけが頑張るのではなく、ご夫婦で一緒に同じ時間を共有していただくことも大切だと私は思っています。

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