宮崎県都城市の鍼灸治療院【不妊(妊活)治療・月経困難症・突発性難聴・顔面神経麻痺など)】

病的共同運動について

顔面神経麻痺の後遺症はいくつかありますが、その中でも病的共同運動の出現を防ぐ、もしくは、この後遺症を重くしないようにすることが日常生活を送っていくうえでQOLを低下させないためにとても大切なことだと私は考えています。そこで、病的共同運動について述べさせていただきます。

病的共同運動の機序

顔面神経が損傷されると脳に近い付け根から抹消に向かって神経が再生していくと言われています。この、修復過程で神経が行き先を間違えたり、神経同士での不要な連絡網のようなものができたりすることによって病的共同運動が起こると考えられています。これらにより動かそうした筋肉とは別の筋肉も意図せず動いてしまうということが起こることとなります。
しかし、この病的共同運動がどんなことがきっかけで起こるのか、何が理由でおこるのかははっきりわかっていません。ただ、医師の中には、表情筋のリハビリを頑張った人ほど病的共同運動が出やすいと話される方もいらっしゃいます。

病的共同運が出現する時期

病的共同運動に気がつく時期については、顔面神経麻痺罹患後、表情筋が動き始めて数ヶ月経過してから出てくる方が多いようです。その後、8ヶ月~10ヶ月くらいで共同運動の予後が決まるという方もいらっしゃいますし、1年経過しないとはっきりしたことが言えないと言われる方もいらっしゃいます。ただ、顔面神経の損傷がある程度回復していないと起こりません。ですから、ある時期、顔面神経が損傷される前に近い状況になってきたと感じた前後くらいからがこの症状が出始めるような気がします。ですから、かなり罹患する前と近い表情の動きができるようになってきたかな?と感じた時期くらいからが大切な時期になるのではないだろうか?と私は思っています。そして、この時期以降は、神経損傷度合の高い方にとってのリハビリをどうするか?ということも考える必要のある時期なのではないか?と私は考えています。

病的共同運動の治療

病的共同運動が出現した場合、薬などを使っての治療は基本的にはありません。しかし、リハビリが効果的であるという意見やある程度の時間が経過している場合、注射により、再度、表情筋を痙攣させる方法や表情筋の神経再建の手術をする方法などもありますが、必ず、それらの方法で良い方向へ向かうとは言い切れないところがあります。その中でも、リハビリについては、行った方が改善するという意見と逆に顔の筋肉を動かしてはいけない。という意見があり、迷うところでもあります。

治療やリハビリに対する意見

当鍼灸院では、鍼に電気を流して行うパルス通電の鍼灸治療は行いません。そして、リハビリについては、今まで顔面神経麻痺に罹患された方と接してきてどう行っていくのか?注意が必要だと考えています。行う時期、行う種類など表情筋スコア検査を行い、そのスコアを指標に十分に注意しながら行う必要があるのではないか。と考えています。ただ、顔面神経麻痺に罹患して、最初の1ヶ月間はリハビリを行うことをあまりお勧めできないと思っています。

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